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長谷部4役奮闘で同点弾アシスト

[ 2008年1月25日 06:00 ]

 浦和からボルフスブルクに移籍したMF長谷部誠(24)が23日、対外試合デビューを果たした。元磐田のMF菊地が練習参加している2部イエナとの練習試合にフル出場。菊地も先発出場した試合で1アシストをマークするなど4―3の逆転勝利に貢献した。

 1人4役の奮闘を見せた。前半は4―4―2の右MFでプレー。後半開始からトップ下に移ると、さらに3トップの右ウイング、ダブルボランチの1枚とポジションを変えた。昨年12月16日のトヨタ・クラブW杯3位決定戦以来の対外試合。「体が動かなかった。まだまだ自分の中では全然」と試合勘の不足を痛感していたが、それでも時間の経過とともに本領を発揮し始めた。

 0―2の前半42分にスルーパスで相手オウンゴールの起点になり、2―3の後半26分には右サイドから中央への横パスで同点ゴールをアシストした。練習試合は適性テストの意味合いも強かったが、長谷部は「やっぱり真ん中ですね。マガト監督にもそういう方向で話した」と語っており、今後はトップ下かボランチでの起用が有力。「体ができてくれば、また切れが戻ってくると思う」と手応えも口にした。(イエナ・木崎伸也通信員)

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2008年1月25日のニュース