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チリ戦前夜 2トップ組む高原&巻

[ 2008年1月25日 22:06 ]

チリ戦に向けた実戦形式の練習で、攻め込む大久保。左は高原

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を目指す日本代表は26日、国際親善試合のキリン・チャレンジカップでチリと対戦する。チームは25日、試合会場の東京・国立競技場で最終調整した。ポジション別に色違いの練習用ゼッケンを着けた練習では、前線からの守備を入念に確認。2トップは高原(浦和)と巻(千葉)が組んだ。岡田武史監督は初陣を前に「組織としてチームとして一体となってやれればいい。入れ込みはない」と落ち着いた様子だった。岡田監督は鹿児島県指宿市で実施された代表候補合宿から本格的な強化に着手。最初の成果が試される。

 チームは30日の国際親善試合、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(国立競技場)を経て、W杯への第一歩となる2月6日のW杯アジア3次予選のタイ戦(埼玉スタジアム)に臨む。

 ▼日本代表・岡田監督の話 今までやってきたことが、どこまでできるか試すいいチャンス。持っているものをすべて出せるような試合ができればいい。

 ▼チリ・ビエルサ監督の話 今の日本代表は日本の特徴を表している。ダイナミックで動きが速く、驚かせるようなサッカーをする。今回のチリ代表は若手が多いが、ここで力を見せてくれる選手が次のチリを担うようになるだろう。

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2008年1月25日のニュース