×

日本女子は8位も笑顔で演技!米国 圧勝で4大会ぶりV

[ 2012年8月1日 02:04 ]

女子団体総合で米国の優勝が決まり拍手する(左から)新竹優子、美濃部ゆう、寺本明日香、田中理恵

 ロンドン五輪の体操女子団体総合決勝が31日、ノースグリニッジ・アリーナで行われ、予選を6位で通過した日本は8チーム中8位に終わった。183・596をマークした米国が、2位のロシアに5点以上の差をつけ優勝。アトランタ五輪以来、4大会ぶりに金メダルを獲得。3位はルーマニアで、北京五輪で優勝の中国は4位に終わった。

 前半の平均台、床運動でミスが出て得点を伸ばせなかった日本だったが、3種目目の跳馬で田中が14・416、寺本が14・700。最後の平行棒でも3人とも14点台と健闘し、合計166・646点。目標としていた北京五輪の5位に届かず、8位に終わった日本女子だったが、最後まで笑顔で演技を続けた。

 鶴見虹子(19)は「今日は1人1人の力を出せないまま終わってしまったけれど、チーム的には雰囲気が良かった。笑顔が絶えない、いいチームで楽しくできた」と語った。

 全4種目に起用され、ミスのない演技を続けている最年少の寺本明日香(16)も「集中できた。頑張った甲斐があって、結果はどうであれ、いい試合ができた」と語り、「個人総合ではしっかり演技したい」と話した。

 また、主将の田中理恵(25)は床でライン外へ着地するミスを「ありえないミスをしてしまったけれど、後半は立て直して、しっかり演技をすることができた」と笑顔を見せた。個人総合へも「自分らしさがまだ出ていないので、しっかり演技をしたい」と前を向いていた。

 

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月1日のニュース