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笑顔の潮田 ラスト五輪で完全燃焼「やってきたことに悔いはない」

[ 2012年8月1日 07:43 ]

混合ダブルス1次リーグ デンマーク戦後、健闘をたたえ合う池田信太郎(右)と潮田玲子

ロンドン五輪バドミントン

 混合ダブルス1次リーグB組の池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はメダル候補のフィッシャー、ペデルセン組(デンマーク)に0―2(11―21、10―21)で敗れて通算1勝2敗。各組2位までの8強入りを逃した。

 9月のヨネックスオープンを最後に現役を引退する潮田は、五輪での戦いを終えて「もうこの舞台に一生立てないさみしさはあるが、4年前より気持ちはすっきりしている」と笑顔で語り、完全燃焼を強調した。

 サッカーJ1柏のDF増嶋竜也(27)と交際中といわれている潮田は、28日の初戦前日にはブログで恋人に向けて「私らしく精一杯戦ってくるよ」とメッセージを送り決意表明。最後の大舞台で1次リーグ突破を目指したが、その夢はかなわなかった。

 「極限の緊張感は普通に生きていては感じられないと思った。やってきたことに悔いはない」とすがすがしい表情で語った潮田。パートナーの池田も「ここがゴール地点と思ってやって来た。長い間、潮田と一緒に戦い、(五輪で)3試合できて良かった」と穏やかな表情だった。

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2012年8月1日のニュース