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最後は完敗…潮田それでも笑顔「4年前よりすっきりしている」

[ 2012年8月1日 09:17 ]

混合ダブルス1次リーグ デンマーク組との対戦中に座り込む潮田玲子。左は池田信太郎

ロンドン五輪バドミントン

 混合ダブルス1次リーグB組の池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はフィッシャー、ペデルセン組(デンマーク)に0―2(11―21、10―21)で敗れて通算1勝2敗。各組2位までの8強入りを逃した。

 メダル候補に完敗。最後の五輪で、1次リーグで姿を消した潮田は「4年前より気持ちはすっきりしている。悔いはない」と笑顔でコートを後にした。

 オグシオで5位入賞した4年前。北京五輪後は「競技生活に区切りをつけるつもりだった」という。ペアを解消し、テレビ局の仕事を打診されたこともあったが「まだインタビューする側には回りたくない。される側でいたい」と現役続行を決断。池田との混合ダブルスという新たな道に踏み出した。

 9月のヨネックスオープンを最後に引退する。「ランキング外からスタートして、ここまで頑張ってこられた。ここまでの過程が大事だった」と、池田とペアを組んだ09年からの3年半を振り返った潮田。観客席に大きく手を振り、五輪の舞台に別れを告げた。

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