脱サラの星☆松永・上野組７位

　【北京五輪　セーリング】男子４７０級上位１０艇による最終レースで松永鉄也、上野太郎組（スリーボンド）が７位と健闘した。最後のレースを２位で終え、１０位から最終順位を上げた。「自分たちなりに風を拾えた」と松永。上野は「ベストに近い結果で満足している」と話した。同大の先輩、後輩で、約３年半前にコンビを組んだ。商社マンだった上野は会社を辞め、競技に専念。自分たちでデザインしたＴシャツなどを売って生活費を稼いだ。今後について「とりあえず一段落」と松永。上野は「若手の環境を整える手伝いをしたい」と話した。