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植田ジャパン 米国に敗れ5連敗で終わる

[ 2008年8月19日 00:12 ]

<日本―米国>第2セット、スパイクを決める荻野(中央)

 【北京五輪 バレーボール】男子1次リーグ最終戦を行い、既に敗退が決まっていたA組の日本は0―3で米国に敗れ、5連敗で同組6位に終わった。日本が1勝も挙げられなかったのは、8度目の五輪出場で初めて。

 日本は攻守にすきのない米国に歯が立たず、ストレート負けした。第1セット途中まで福沢のスパイクなどで競ったが、徐々に点差を広げられた。米国は左右からの強打や的確なブロックに加え、安定したレシーブも光った。第2セットを12―25の大差で失うと、第3セットは清水のライト攻撃を中心に粘ったが、21―25で落とした。

 A組は米国が5連勝で1位となり、フルセットで中国を下したイタリアが4勝1敗で2位。ブルガリアが3位、中国は4位で準々決勝に進む。

 B組はブラジル、ロシア、ポーランドが4勝1敗で並んだが、得点率でブラジルが1位となった。2勝3敗のセルビアが4位に入った。

 ▼植田辰哉・男子監督の話 ベストを尽くそうとしたが、世界のトップと差がある。その現実が分かった。4年後に向けてスタートしなければいけない。(共同)

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2008年8月19日のニュース