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男子60キロ級 湯元は銅メダル獲得

[ 2008年8月19日 12:04 ]

3位決定戦でキルギスの選手を破り、大声で喜びを爆発させる湯元

 【北京五輪 レスリング】男子フリースタイル60キロ級で湯元健一(日体大助手)は初戦の2回戦でタジキスタン選手を下し、3回戦でもインド選手を破って準決勝に進出した。

 湯元は準決勝でウクライナ選手に敗れて3位決定戦へ。その3位決定戦ではキルギスタンの選手に勝ち、銅メダルに輝いた。
 男子55キロ級では松永が銀メダルを獲得。日本のレスリング男子は1952年ヘルシンキから前回アテネまで参加13大会で必ずメダルを獲得しており、今回も伝統を守った。

 ▼湯元健一の話 日本の60キロ級は強いので、恥じない戦いをしたかった。自分は強いと言い聞かせ戦った。銅メダルは通過点。弟とロンドンで一緒に金メダルを取りたい。

 ◆湯元 健一(ゆもと・けんいち、日体大助手=レスリング男子フリースタイル60キロ級)5月の五輪予選最終戦で出場枠を獲得し、その後の国内大会を勝って代表に決まった。05、06年と全日本選手権連覇。日体大出。1メートル65。23歳。和歌山県出身。(共同)

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2008年8月19日のニュース