×

米討ちへ上野万全!ソフト日本準備は整った

[ 2008年8月19日 06:00 ]

力投する上野

 【北京五輪 ソフトボール】息を弾ませたエースが“準備OK”を宣言した。順位が関係なくなった1次リーグ最終戦。志願の先発をした上野は「調子が上がってきている。ランナーを背負った場面で落ち着いて投球できるか試せたし、6回がヤマ場だと思っていたので(斎藤)監督には6回まで、とお願いしました」。北京で投げた過去2戦に比べ、晴れやかな笑顔で振り返った。

 1次リーグ最終戦で調整登板することを斎藤監督に志願。6~7割の力で投げ、MAXは110キロ程度、奪三振はわずか2だったが、多彩な変化球もテストした。ランナーが出てからの投球は安定感抜群。「いい練習ができた。米国戦はこう簡単にはいかないと思うけど」と笑う余裕も出てきた。「ようやくここまで来た、という感じ。あしたはコンディションだけ整えたい」と話した上野は「もう1段、ギアを上げていきます」と全開を宣言した。

続きを表示

2008年8月19日のニュース