男子５５キロ級　松永は銀メダル

男子フリー５５キロ級２回戦　トルコのアクグルを攻める松永共広

　【北京五輪　レスリング】男子フリースタイルの２階級を行い、５５キロ級の松永共広（綜合警備保障）は１回戦でディアッタ（セネガル）に第２ピリオド、フォール勝ち。２回戦ではトルコ選手を下した。３回戦ではウズベキスタン選手を下して準決勝に進出。その準決勝でロシア選手を下して決勝に進出。

　決勝では米国の選手に敗れ、銀メダルを獲得。１９８８年ソウル五輪以来、日本男子で５大会ぶりの金メダルはならなかった。

　▼松永共広の話　悔しい気持ちはあるが、メダルが取れたのでよしとしている。脚を触らせすぎたことが負けにつながった。今の気持ちでは（これ以上）戦えない。

　▼富山英明監督の話　松永は準決勝までで強豪とぶつかり、決勝では体力が続かなかった。でも、よくやってくれた。湯元も最後はよく攻めて勝った。選手たちには感謝したい。（共同）