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射撃・五輪代表福島 気持ち新たに

[ 2008年7月18日 06:00 ]

 桧山管内八雲町(旧熊石町)出身で、北京五輪・射撃代表(10メートルエアピストル、25メートルピストル)の福島実智子(44=国友銃砲火薬店)の激励会が17日、同町で行われた。福島本人は合宿のため欠席したが、八雲デジタルスポーツ射撃少年団の団員12人が千羽鶴やピストルのイラスト入り寄せ書きを作成。ビデオレターも収録し、18日に福島のもとへ発送される。

 八雲町は04年アテネ五輪で、福島と小西ゆかりの2人が代表となり、デジタルスポーツ射撃の競技に取り組み、3年前から全国で初の射撃の少年団を結成していた。福島は「八雲町のみなさん、私のためにありがとうございます。熱い思いを胸に北京では実力を出し尽くしたい」とコメントした。
 3大会連続4度目の五輪出場となる福島は、88年ソウル五輪・スポーツピストルで銀メダルを獲得。その後97年、00年と2度現役を引退しながら復帰。07年5月のW杯25メートルピストルで2位になり、個人競技で日本第1号の北京代表に決まった。20年ぶりのメダル獲得の期待がかかる中、福島は「メダルを獲得したら、みなさんにメダルを見てもらいたい」と“凱旋帰郷”を誓っていた。

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2008年7月18日のニュース