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ジャパンつなぎ打線のキーマンは宮本

[ 2008年7月18日 06:00 ]

 五輪ではあらゆるタイプの投手を想定し、田淵ヘッド兼打撃コーチは対戦国別打線を強調した。「打線は固定できないよ。どの国がどんな投手で来るか。それに応じたオーダーになる」。投手を次々と替えるキューバをはじめ、米国、台湾、韓国を警戒。データを基に、どんなタイプの投手からも点を取れるように打線を組む。そのキーマンとなるのが宮本主将だ。

 星野監督は「今季の成績も立派。彼のリーダーシップでわれわれを手助けしてほしい」としたが、田淵コーチは昨年の予選で一度もなかったスタメン起用する考えで「全試合は無理としてもスターターで行く」。遊撃、三塁を守れる宮本が2番に入れば打線のバリエーションは格段に増える。
 「“つなぎ”が星野野球の合言葉。国際審判員は外に広いし、広角に打てる選手を選んだ。去年の予選のように、しっかりつなげば勝てる」どんな投手にも、つないで勝つ。その星野野球のカギは宮本が握る。

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2008年7月18日のニュース