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義足ランナー個人種目で切符獲れず

[ 2008年7月18日 06:00 ]

男子四百メートルでの五輪出場はなくなったピストリウス

 義足の陸上男子短距離選手、オスカー・ピストリウス(21=南アフリカ)は16日、スイスのルツェルンで行われた国際競技会の男子四百メートルで自己ベストの46秒36を上回る46秒25をマークしたが、五輪参加標準記録A(45秒55)だけでなく同B(45秒95)も上回れなかったため同種目での五輪出場はなくなった。千六百メートルリレーの6人のメンバーに入る可能性は残っているが、国際陸連(IAAF)は義足はリレーで接触などの危険があるとして出場に反対している。ピストリウスは「IAAFは出場させないために必死だ。わたしはやれることはやった。わたしの仕事はトラックで走ることであり、それを楽しむこと」と話した。

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2008年7月18日のニュース