【住之江ボート 16日開幕 SGグランプリ「金冠への道」】大仕事期待・関浩哉 抜群安定感・中島孝平

[ 2025年12月5日 10:00 ]

関浩哉
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 3年連続の開催となるボートレース住之江の「第40回グランプリ」は16~21日の6日間で覇を競う。大一番を前に、今年もGP戦士18人に特別連載「金冠への道」で意気込みを聞く。

▽関浩哉(15位 2年連続2回目)

 ラストスパートが見事に決まった。昨年グランプリ初出場を決めた関浩哉(31=群馬)が、今年の年末も住之江の大舞台に帰ってきた。

 「今年序盤は1月にFをして、休み明けは調整が分からなくて、記念やSGでは結果が残せなかった」

 10月ダービー終了時点で賞金ランクは30位近辺。このままではチャレンジカップも危うい状況だったが2節後の徳山周年で見事なイン完勝V。あまり感情を外に出さない関だが、この時ばかりは自然と涙があふれ出てきた。

 「やっぱりあれが大きかったですね。自分は勝っても負けてもそんなに変わらないんですが、あの時は凄くうれしかったので」

 さらに勢いそのままに持ち込んだ11月SGチャレンジカップでも準優10R、若き“ダービー王”末永和也を3コースツケマイで沈めてファイナル一番乗り。

 「このまま優勝してグランプリ2ndからを目指します」

 ノリノリで臨んだ優勝戦だったが、話はそううまくいかず結果は6着。とはいえ、2年連続でグランプリ入りを決めてきた。出場するからには、もちろん狙うは黄金のヘルメット。

 「抽選運とかもあるんですが、とにかく去年の経験を生かして頑張りたい」

 今、SGを獲るのが一番近い男といえば関をおいて他にはいない。それがグランプリなら喜びは計り知れない。いや、関なら“大仕事”をやってのけても何ら不思議はない。期待はかなり大きい。

▽中島孝平(16位 2年ぶり7回目)

 1番人気だった浜野谷憲吾がインから立ち遅れ、中島孝平(46=福井)が2コース捲りで制した10年のグランプリ。初めて黄金のヘルメットをかぶってから、もう15年の月日がたった。

 「昔の話ですよ。今は自分よりレベルの高い人なんてたくさんいますからね」

 確かにあの頃ほどのスピードはなくなった。とはいえ、質のいいスタートや的確なコーナーは今でも健在だ。今年の優勝は8月三国の一般戦のみだが、きっちり賞金ランク16位でグランプリ入りを決めてくるあたりは底力の証明。

 「1年を通して安定して結果を残せていたと思う。徳山オーシャンカップの優出(5着)や、G1での優出も多かったですからね」

 まさに“ミスター安定感”。それだけ一走一走に集中していることが分かる。それと、もう一つグランプリ出場の要因が抽選運。

 「最初から雰囲気があって、バタバタせずにいけたことが一番良かったかな」

 エンジンさえ出ていれば相手を問わずに自慢のコーナー戦で大敗はしないのだ。

 住之江は10月一般戦で走っている。その時は乗りにくいなりに、最低限の優出(5着)は果たした。

 「合っている感じが全くなかった。だけどグランプリに出る以上、まずは2ndステージを目指して頑張りますよ」

 一昨年のグランプリではトライアル2、1着と来ながら、3走目でまさかの転覆、帰郷となっている。今年はその分まで奮闘するはずだ。

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