【立川競輪・モーニング7 2日目6R】冬場に燃える大谷靖茂「みんなのタイムが上がらない時期に…」

[ 2024年2月23日 13:59 ]

得意の冬場で調子を上げている大谷靖茂
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 インに詰まるピンチを乗り切った。3番手の内で封じ込められていた大谷靖茂(41=愛知)が、3コーナーから荻野哲の内をすくって抜け出し。「何回か内が空いていたので、次に空いたら勝負だと思った。イチかバチかだった」と急場をしのぎ安どの表情を浮かべた。

 準決勝を1着でクリアしても反省の弁ばかり。「渡辺(高志)さんに切ってもらい先行が理想だった。楽をして先行しようとした分、失敗した」とレースプランを明かして渋い顔。「うまくどかせれば良かったが、技術不足と楽をしようとした自分が悪かった」と振り返り頭をかいた。

 納得の走りではなかったが、得意シーズンで上昇ムードだ。この日は小雪混じりの雨が降り、初日よりも冷え込んだが「みんなのタイムが上がらない時期に成績を上げたい」と大谷。地脚タイプの大谷にとって時計勝負にならない冬場は“稼ぎ時”。2場所連続で決勝進出となり、しっかり結果を出している。

 決勝は唯一ライン3車で有利に運べるのがプラス材料。「自力だが展開次第で何でも。器用ではないので前々へ踏んで何でもやるスタイルです。今日は後ろに迷惑をかけたが、体自体はいいので」と気合が入っていた。

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