香港の騎手免許返上のモレイラ、母国ブラジルで騎手免許取得

[ 2022年11月25日 10:53 ]

ジョアン・モレイラ騎手(18年10月撮影)
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 23日に香港競馬22―23シーズンの騎手免許を返上したジョアン・モレイラ(39)が母国ブラジルで騎手免許を取得した。24日、サンパウロジョッキークラブが発表。12月3日から騎乗する、としている。

 9月11日の香港シーズン開幕後は15鞍に騎乗して未勝利。9月21日の騎乗を最後に、痛みがあった左股関節の治療のため、休養している。

 香港の地元メディア「HKレーシング」によると現役生活のラストは母国をはじめオーストラリアや日本、欧州など半年ほどの予定で自身と縁のある地を訪れ、そこで騎乗することで感謝の思いを伝えたいようだ。

 12月11日の香港国際競走(シャティン)は騎乗する意向を示しており、香港カップのレイパパレ、香港スプリントのレシステンシア、香港ヴァーズのグローリーヴェイズと日本馬3頭の騎乗を依頼されている。股関節を痛めていることから香港の医師の診断を受け、問題がなければ騎乗できるとみられている。

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