【阪神新馬戦】良血グランヴィノス 友道師も素質評価「いい走りをする」

[ 2022年10月4日 05:29 ]

阪神開幕前にスタンバイするキタサンブラック産駒・グランヴィノス
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 秋の東京、阪神が開幕。この開催で例年、来春クラシックを目指す2歳馬が数多くデビューする。阪神にはキタサンブラック産駒グランヴィノス(牡=友道)がスタンバイだ。

 良血の宝庫・友道厩舎期待のキタサンブラック産駒グランヴィノスが阪神開幕週にスタンバイ。鞍上に川田を迎え、10日の芝2000メートルでデビューする。

 母ハルーワスウィートもかつて友道厩舎に在籍し、短距離ダートで2勝クラスをクリアした。半姉ヴィルシーナは13&14年ヴィクトリアマイル連覇、遅咲きのステイヤーだった半兄シュヴァルグランは17年ジャパンC勝ち。半姉ヴィヴロスは16年秋華賞、17年ドバイターフを制した。一族を熟知している友道師は「きょうだいと体形が違うけど雰囲気がいい。まだ緩いけど大きな跳びで、いい走りをする」と素質を評価する。

 CWコース3頭併せの1週前追い切りは6F81秒9~1F11秒5と直線シャープに伸びて最先着。花田助手は「折り合いがつくし、しまいの反応もいい。ゲートも出るし、順調に調整できています」とうなずく。元プロ野球選手の佐々木主浩オーナー、友道厩舎ゆかりの良血が大舞台を目指し、第一歩を踏み出す。

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2022年10月4日のニュース