【毎日王冠】サリオス 前走・安田記念3着の実績を評価

[ 2022年10月4日 05:28 ]

前走・安田記念3着以内馬の成績
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 いよいよ秋競馬が本格化。今週は秋の東京開幕を告げる伝統重賞「第73回毎日王冠」を分析する。関東圏における天皇賞・秋の最重要ステップであり、マイルCSやジャパンCを見据える上でも見逃せない。過去10年をベースに狙いを絞る。

 ≪人気≫1番人気が4連勝中で、【7・0・0・3】と優れた成績。勝った7回中6回の2着馬が4番人気以内で波乱は少ない。春G1で結果を残した馬が、始動戦でも期待に応える傾向が続く。

 ≪前走着順≫近3年で馬券に絡んだ9頭は全て前走3着以内だった。過去10年で調べても前走3着以内が【8・6・6・30】で複勝率40%。とりわけG1に限れば【5・3・1・8】(複勝率53%)と信頼度がさらに増す。中でも日本ダービーと安田記念が特筆ものだ。ダービーは今年、3歳馬の登録がないため省くとして、安田記念3着以内馬は別表のように17年以降、延べ6頭が出走して全て3着以内。昨年はシュネルマイスター、ダノンキングリーのワンツーだった。

 ≪実績≫「スーパーG2」と称される通り、過去10年の連対馬20頭中19頭は重賞V実績があった。勝ち馬に関しては14年エアソミュール、15年エイシンヒカリ以外はG1で掲示板に入った実績があり、「格」が求められる。連対馬で唯一、重賞V実績がなかった14年サンレイレーザーも過去にG22着がある。この年は8、11番人気で決着し、通常とはやや異なる傾向で決まったことも頭に入れておきたい。

 ≪結論≫前走・安田記念3着のサリオスに飛びつこう。近年の傾向通り馬券に絡んでくれるはず。注目の前走レースを付け加えるなら、エプソムC1着馬が【2・1・1・3】。15年エイシンヒカリ、16年ルージュバックが重賞連勝を飾っている。この点からノースブリッジは外せない。(データ班)

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