外国馬負担軽減へ 東京競馬場に国際厩舎新設 11月のJC出走馬の来日から運用

[ 2022年10月4日 05:18 ]

東京競馬場馬場内に新設された国際厩舎の全景。手前は検疫中の外国馬が調教に使用するダート馬場                              
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 東京競馬場の馬場内に新設された国際厩舎が3日、メディアに公開された。

 コース内側の3~4角寄りに1棟2馬房の厩舎棟を6棟設置し、最大で12頭まで収容可能。建物を取り囲むように、検疫中の馬が調教に使用できるダートの追馬場も新設された。従来、千葉・白井の競馬学校で行っていた外国馬の輸入検疫を行うことが可能。東京開催のG1に限り、到着空港から直接、東京競馬場に入厩することができ、来日する外国馬の負担軽減が期待される。

 既に農水省から輸出入検査場所として指定を受けており、ジャパンC(11月27日)出走馬の来日から実際の運用が開始される。

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2022年10月4日のニュース