【京成杯AH】ダーリントンホール　楽々ラスト11秒5、木村師「急仕上げ」も地力期待

3頭併せで追い切るダーリントンホール（中央）（撮影・西川祐介）
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　ダーリントンホールの最終追い（Wコース）は、内ヒップホップソウル（2歳新馬）、外ブレッシングレイン（5歳障害オープン）にびっちり挟まれる形。左右からのプレッシャーにひるむことなく、直線はしっかり脚を伸ばした。馬なりのまま2頭に併入し、ラスト1Fは11秒5の切れ味。木村師は「状態は安定しているけど、その中でマンネリにならないようにやりました。今でも実力はある馬。若馬を育ててくれているし、それは感じています」と話した。

　今年に入って洛陽S（2着）、ダービー卿CT（3着）、エプソムC（3着）と全て馬券圏内に好走。夏の休養を挟み、まずは20年共同通信杯以来の勝利を目指す。師は「前走は状態が良かった。疲れが取り切れず時間がかかったのは事実。今回は急仕上げですが、実力でカバーしてもらえれば」と期待した。