【三国・ルーキーS】沢田　ルーキーS初優勝！PG1ヤングダービーへ弾み

ルーキーシリーズ初優勝を飾った沢田尚也
Photo By スポニチ

　ボートレース三国のスカパー！・JLC杯ルーキーシリーズ第13戦「三国プリンスカップ」は27日、第12Rで優勝戦が行われ、沢田尚也（滋賀）が1番人気に応えるイン押し切り。ルーキーシリーズ初優勝を飾った。今年は5月末のとこなめ以来2度目、通算では3度目のV。2着は加藤翔馬（兵庫）、3着には川原祐明（香川）が入った。

　前走もこの三国。ペラ調整は頭の中に全て入っていた。だから「良くないのはエンジンだと分かったので、初日にセット交換しました」。ドリーム前に大整備を施し一気にパワーアップ。「川原さんが5連勝した時には得点率はダメかと思ったけど、最後まで諦めなかったのが良かった」。逆転で予選首位通過を決めると準優も逃げて優勝戦の1号艇を獲得した。

　2コースの加藤がトップスタートでプレッシャーをかける。動揺した沢田は「差されるようなターンをしてしまった」と流れた。加藤の差しが入ったが、沢田が強烈な押しで突き放した。「ヤングダービー？いいリズムでいけますね。気負わずいきたい」。来月20日からの多摩川プレミアムG1第9回ヤングダービーに大いなる弾みとなった。