【岸和田・G1高松宮記念杯】井上は11Rしっかり踏めている宿口、吉岡は12R大阪ワンツー決着に期待

[ 2022年6月17日 05:00 ]

鬼脚・井上茂徳とF1・吉岡稔真コラム「最強ライントーク」
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 【鬼脚・井上茂徳、F1・吉岡稔真の「最強ライントーク」】

 吉岡 初日特選は東西ともに番手捲りで見応えなかったです。今の競輪らしいといえばそうですが。西はあの展開では力のある松浦でも苦しい。東口はいい走りでした。

 井上 両方ともに番手捲りだったのは意外だった。先頭の選手が強い気持ちで走ったが、どちらも番手の選手が見切るのが早かったという感じがした。

 吉岡 予選スタートでは三谷がいい動きをしていました。近畿地区の開催でよほど気合が入っているのでしょう。岡崎の動きもさすがでした。隅田が伸びていたのも印象的でした。

 井上 同じく地元の岡崎は別格の強さだった。勝ち上がりを考えて走った真杉の強さも安定している。

 吉岡 まずは11R青龍賞からです。逃げるのは小松崎か渡辺雄とみます。初日、伸びた郡司が渡辺雄を目標に有利に運ぶとみました。郡司の後ろは誰かですが、吉沢がいるケースは十分で<3><5>からの狙い。動きいい隅田で<3><8>も。

 井上 2日目は二次予選5Rから難解なレースが続く。そう簡単にはラインで決まりそうにない。ただ11Rの平原には抜群の安定感がある。マークの宿口もしっかり踏めているので<1>=<7>が軸になる。小松崎が先行になればマーク運び確かな成田で<1>=<2>。

 吉岡 12R白虎賞は岡崎が行くんじゃないですか。古性がしっかりと決める。3番手は神田で折り返しも必要で<1>=<5>。好位を取るのは三谷で<1><3>。内に入ってくる東口で<1><7>。原田に任せる松浦は後方になる不安があります。

 井上 全員が準決勝に進めるレースで岡崎が先行になりそうだ。浅井も谷口を追って力の両者で<1>=<2>。調子を上げる三谷で<1><3>。

 吉岡 二次予選からは東の7Rです。後ろが佐藤慎で新山は多少モガき合いになっても行くでしょう。佐藤慎がしっかりと新山を残して抜け出す<2><9>。3番手の佐々木雄へ<2><6>。ただ新山と吉田有でモガき合いが激しくなると和田真の捲りが浮上します。マークは松谷で<7><3>は一考です。

 井上 9Rは吉田拓からの狙いです。新田はこれまでの実績は断然ですが、ケガのあとで初日の伸びもいまいちだった。吉田拓が中団を確保して先捲りか、先行で押し切るとみる。初日の9着は先行で力を出し切ったことで度外視していい。マークは木暮で<9>=<3>。もちろん新田が力で来る<9><7>。岩本の先行で鈴木裕へ<9><2>。

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2022年6月17日のニュース