【宝塚記念1週前追い】パンサラッサの加速力に手応え 陣営「改めて凄い馬だなと思います」

[ 2022年6月17日 05:10 ]

 【G1ドキュメント・栗東=16日】矢作厩舎は来週、宝塚記念2頭出し。パンサラッサ(牡5)は同厩舎のステイフーリッシュ(牡7)とCWコースで併せ馬、直線で僚馬をグイッと突き放す。小林は思わず「本番のリハーサルか」と声が出た。6F80秒8~1F11秒5をマーク、大差先着でフィニッシュした。騎乗した岡助手からビンビンの手応えが伝わってくる。

 「相手(ステイフーリッシュは坂井が騎乗)とは重量差もあったし、もう少しいい勝負になるかと思ったけど、ゴールまで加速していきました。負荷がかかったし、これで一段上がってくるんじゃないかな。改めて凄い馬だなと思います」

 後続をちぎり、ビュンビュンと逃げるさまは“令和のツインターボ”とうたわれる。今回は同型が多く、どんな立ち回りを見せてくれるのか。今からワクワクが止まらない。

 「個性派ですからね。この馬が走ることでレースが盛り上がって、楽しんでもらえれば。競馬が面白くなることも大事ですから」と笑顔を見せた。ファンの夢を乗せて、逃走あるのみだ。

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2022年6月17日のニュース