【鳴門・ルーキーS】川原 3度目V、王道で先月Fの汚名返上「ホッとしています」

[ 2022年3月20日 05:30 ]

鳴門ルーキーシリーズで優勝し、喜びの表情を見せる川原
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 ボートレース鳴門の「スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第5戦」は最終日の19日、12Rで優勝戦が行われ、予選トップ通過から準優も1着でクリアして優勝戦1号艇に座った川原祐明(27=香川)がインから押し切って、20年9月の大村ルーキーシリーズ以来、通算3度目の優勝。先月の当地G1四国地区選手権で準優Fに散った汚名を返上した。2着は新開、3着は前田で決着した。

 超抜の行き足を誇る前田が、特訓から3カドにしてきた。スタート展示も3カド。1号艇・川原にとってはプレッシャーを感じずにはいられない展開だ。「湿気が出て起こしが心配だったので、早めに起こして手前で様子を見ました」。インからコンマ13の踏み込み。一方、前田はコンマ09だ。しかし、レバーを放ったのか、5日目までの勢いがない。2コースの新開もしっかり続いて前田をブロック。この時点で勝負ありだった。

 「3カドから伸びてくるのだけが気になっていたので、あまり伸びてこなくて落ち着いて回れましたね」

 ウイリー旋回で艇先を浮かすと一気に押し切った。「四国地区選手権の準優でFを切ったので、リベンジできてホッとしています」。6・08で入った今期勝率は6・38まで上昇。今期最終戦の次の平和島(24~29日)でA1復帰を確実に決める。

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2022年3月20日のニュース