【船橋・ダイオライト記念】23日発走 過去10年データから探る必勝ポイント

[ 2022年3月20日 05:30 ]

18年は断然人気のチュウワウィザードがV
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 今年度、地方で開催される最後のダートグレード「第67回ダイオライト記念」(交流G2、2400メートル、1着賞金3200万円)が23日、船橋競馬場のハートビートナイターで行われる。春恒例となった伝統の長距離重賞。過去10年のデータから傾向を探った。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬【5・1・0・4】
 2番人気馬【3・2・1・4】
 3番人気馬【1・2・5・2】
 ほかに6番人気が1勝。平均配当は単勝650円、馬単2740円。3連単は2万4450円で12年の13万円超を含め万馬券が5回出ている。

 ◇所 属◇
 JRA所属馬【10・9・5・15】
 船橋所属馬【0・0・3・29】
 大井所属馬【0・1・2・11】
 川崎所属馬【0・0・0・2】
 浦和所属馬【0・0・0・9】
 他地区所属馬【0・0・0・29】
 JRA勢が過去10年全勝。1~4着独占は3回(13、19、21年)、1~3着独占も2回(15、18年)と圧倒的に強い。2、3着に好走した地方馬6頭は2100メートル以上の重賞で馬券圏内入っていた。

 ◇馬 齢◇
 4歳馬【3・1・2・5】
 5歳馬【2・0・1・16】
 6歳馬【3・2・3・15】
 7歳馬【2・5・3・23】
 8歳以上馬【0・2・1・36】
 7歳以上が馬券圏内13回と高齢馬も活躍している。最高齢は10歳で20年3着の船橋サウンドトゥルー。

 ◇前 走◇
 川崎記念組が3勝、2着4回と好成績を残している。フェブラリーS組は2勝、佐賀記念組が1勝、2着2回。馬券圏内に入った地方勢の6頭中5頭は大井の金盃から参戦していた。

 ◇逃げ馬◇
 流れが落ち着きやすい長距離戦。逃げた馬の成績に注目してみると、12年から着順は(5)、<1>、<2>、(12)、<1>、(7)、<1>、(3)、<1>、(3)で連対率5割。展開予想が通常以上にキーポイントに。

 ◇重賞実績◇
 1着馬10頭は全てダートグレード競走の勝ち馬。6頭は交流G1勝ち、残る4頭中2頭はG2を勝っていた。2着馬も10頭中6頭がダートグレードで勝利を挙げていた。(データ班・田中辰幸)

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