【山陽・特別G1プレミアムC】参加2選手からコロナ陽性反応で打ち切り

[ 2022年3月18日 05:30 ]

 17日に開幕した山陽オートの特別G1「プレミアムカップ」は初日12Rまで施行され、21日までの開催が予定されていたが、18日以降の開催が中止・打ち切りとなった。参加中の選手2人から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認され、同オート場の主催者である山陽小野田市が関係者の安全を最大限考慮して中止・打ち切りとしたもの。オートレースの開催が新型コロナウイルスの影響により中止・打ち切りとなるのは、これが初めてとなる。

 山陽小野田市の開催執務委員長は「お客さまには、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご理解たまわりますようよろしくお願い申し上げます」とコメントした。

 《次回G1は来月13日から令和グランドチャンピオンC》特別G1「プレミアムカップ」は残念ながら中止・打ち切りとなった山陽オート。次回のビッグレースはG1第3回令和グランドチャンピオンカップ(4月13~17日)が予定されている。全国から実力派S級レーサーが集結して、迫力満点のレースが展開される。

 優勝候補の筆頭は、SG10Vと実績十分の鈴木圭一郎(浜松)だ。常に万全の機力に仕上げて、レースもスタート、さばきと切れ味抜群。今シリーズも優出はノルマとなる。鈴木圭を脅かすのは豪快なコーナーワークが武器の永井大介(川口)と、卓越した調整力で熟練テクニックを披露する高橋貢(伊勢崎)。さらに浜松の佐藤貴也と金子大輔の29期コンビもV争いに加わる。

 強力遠征陣を迎え撃つ地元山陽勢は、松尾啓史、佐々木啓、丹村飛竜、岩崎亮一らの実力者がスタンバイ。さらに、ディフェンディングチャンプとして参戦する丸山智史にも注目。来月の熱戦をしばし待とう。

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2022年3月18日のニュース