【浦和11R・桜花賞】スピーディキック地力信頼

[ 2022年3月17日 05:30 ]

21年の2歳最優秀牝馬スピーディキックが今度は桜の女王を狙う(TCK提供)
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 21年地方2歳最優秀牝馬(11)スピーディキックが桜の女王に輝く。道営で2歳馬重賞を制すと続く交流G3も快勝。抜群の決め手を発揮した。牡馬相手のJBC2歳は7着も浦和移籍戦の大井牝馬S1が圧巻V。出遅れながら桁違いの切れ味で4馬身突き抜けた。現状、同世代の牝馬では一枚抜けた存在だ。内枠断然有利な当地マイルで大外枠だが、12年前にはショウリダバンザイが11番枠で完勝している(1頭出走取り消し)。御神本との初コンビにも大注目。素直に地力を信頼する。

 相手はやはり道営出身のスティールルージュ。船橋転入の前走トライアルS2で重賞3勝目(南関2勝)。実績を重視したい。最内枠を引いたラインブレイカーが初遠征でも侮れない。

 ▼ラインブレイカー(荒山師)体も増えていい仕上がり。跳びが大きいタイプだが小回りも大丈夫。この相手でどこまでやれるか。

 ▼クールフォルテ(福田師)中間は短期放牧に出して精神面がリフレッシュできた。調教の動きも良くこれまでで一番いい出来。コース的には合わないがうまく立ち回れれば。

 ▼スティールルージュ(張田師)前走は力を示せた一戦だった。牝馬にしてはテンションが上がらないタイプで、どっしりしているのがいい。力を出せる状態だし楽しみ。

 ▼ヒストリックノヴァ(渡辺和師)前走は出遅れと4コーナーでわだちを気にしたのが敗因。距離は大丈夫だしスタート決めて巻き返したい。

 ▼プラチナプライド(佐藤太師)前走は距離が短かった感じ。200メートル延びるのはプラスだし、枠もぎりぎり対応できるところ。いい状態をキープしているので上位を目指したい。

 ▼エミーブレイズ(高月師)前走はいい脚を使ってくれたが後ろから行き過ぎた。好状態をキープしているし楽しみ。

 ▼トキノゴールド(八木喜師)前走同様いい状態をキープ。距離も大丈夫だと思うし好走を期待。

 ▼ロマンスロード(的場師)前走は初コースでフワフワしていたが合格点の走り。中間も順調にきたしスピード生かした競馬で頑張りたい。

 ▼ピンクプラム(渋谷師)前走くらいは走れる馬。内枠が良かったが逆に包まれずに行けるのはいい。3、4コーナーでスムーズに動ければ。

 ▼スピーディキック(藤原師)前に行かなきゃいけないタイプじゃないので大外も大丈夫。カイバ食いも良くなって体も戻ったしいい仕上がり。結果を出したい。

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2022年3月17日のニュース