矢野進元調教師 84歳死去、85年ギャロップダイナで天皇賞・秋制覇

[ 2022年2月17日 05:30 ]

矢野進元調教師
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 85年秋の天皇賞馬ギャロップダイナなどを育てたJRA元調教師の矢野進(やの・すすむ)さんが11日、病気のため死去した。84歳。栃木県出身。葬儀・告別式は家族葬で行う。

 中央競馬の騎手、調教助手を経て、73年、調教師免許を取得。08年の70歳定年引退までJRA通算532勝、重賞36勝。スクラムダイナ(84年朝日杯3歳S)、ギャロップダイナ(85年天皇賞・秋、86年安田記念)のG1馬やダイナアクトレス、ステージチャンプ、スルーオダイナ、中山大障害5勝のバローネターフなどを管理。3月に開業する蛯名正義師(元騎手)らの師匠としても知られた。

 ▼蛯名正義師 矢野先生がいなければ今の自分はなかった。馬主さんに頭を下げて、いい馬を若い自分にたくさん乗せてくれた。感謝しかない。調教師としてのスタートを見てもらえず、残念でならない。

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2022年2月17日のニュース