【川崎・川崎記念】細江純子さん特別予想 本命チュウワウィザード!“アナドレナイ”1頭に指名したのは…

[ 2022年2月2日 08:00 ]

元JRA騎手で競馬評論家の細江純子さん
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 2022年最初の国内G1(Jpn1)「第71回川崎記念」(2100メートル、優勝賞金6000万円)が2日(16時10分発走予定)、昼間開催の川崎競馬場で行われる。数々の名馬を輩出した最高峰レースの予想に元JRA騎手で競馬評論家の細江純子さんが参戦!

 今年の川崎記念ですが、メンバーを見渡すと実績上位となるのは、チュウワウィザードでしょう。休み明けからの2戦を振り返っても、骨折明けとなったJBCクラシックでは、まだまだ良化途上かな?と思う中で3着。負けはしましたが、能力の高さを感じさせるものでした。2年前の川崎記念を圧勝している舞台ですし、鞍上は、その時の川田騎手。ただ1点、強いて心配材料をあげるとするならば、前走時のチャンピオンズCでは、7歳という年齢もあってか、少しズブさもでてきているように感じました。だからこそ、鐙(あぶみ)に対しての圧が強いタイプの川田騎手との再コンビは、今のこの馬にとって非常にマッチすると感じ、その不安を払拭する材料にも。よって◎(3)チュウワウィザードが本命です。

 対抗は○(9)カジノフォンテン。大型馬ゆえ、叩き良化型に思えますし、今回、同型も存在する中、この馬自身は逃げに徹しなくても結果を残せるようになっている点も魅力。ローテーション的にも東京大賞典を使わずに連覇を狙ってきている気もしますし、冬場&3戦目は1番の走り頃に思えます。

 3番手は、2走前の浦和記念あたりから、小回りにも器用に対応し、心身共に力を付けてきていると感じた▲(6)ヴェルテックス。坂路での追いきりにおいても、体幹がしっかりとしてきた印象を受けますし、鞍上は、この2戦、素晴らしいエスコートをしている横山武史騎手。魅了されます。

 そして最後に挙げたいのが△(8)ロードゴラッソ。前走は外枠で終始外をまわる競馬。斤量も58キロから57キロと軽くなりますし、中央から川崎の佐々木厩舎への転厩2戦目と、様々な条件においてプラス材料で挑めると感じるだけに、“アナドレナイ”1頭だと思います。

 さて買い目ですが、(3)-(6)(8)(9)の馬複3点と、3連単1着固定で(3)-(9)(6)(8)(10)(7)の20点と展開としての押さえで3連単(9)-(3)-(6)(8)(7)(10)の4点も。

 それでは皆さま、川崎記念を楽しみましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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2022年2月2日のニュース