スノーフォール急死…英オークス制したディープインパクト産駒「繁殖の観点からも大きな損失」

[ 2022年1月13日 05:30 ]

昨年の英オークスを圧勝したディープインパクト産駒スノーフォール(AP)
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 世界に衝撃が走った。昨年の英オークスを史上最大着差となる16馬身差で圧勝した、日本産のディープインパクト産駒スノーフォール(牝4=英オブライエン厩舎)が11日に死んだ。英国競馬メディアの「レーシングポスト」が報じた。死因は事故による骨盤骨折だという。エイダン・オブライエン師によると負傷後、医療チームによる懸命な治療が続けられたが、ここ数日間に状態が悪化。安楽死の決定が下された。

 同馬は昨秋、欧州最高峰レースの凱旋門賞に挑戦し6着。10月には英アスコット競馬場で行われたチャンピオンズフィリーズ&メアSに挑戦し3着。3歳最終戦が生涯最後のレースになった。総戦績はG1・3勝を含む14戦5勝。オーナー・厩舎サイドは「競走馬としてはもちろん、繁殖の観点からも大きな損失」と名馬の死を嘆いた。

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2022年1月13日のニュース