【下関・ルーキS】黒野 押し切り2V!節間11戦8勝

[ 2021年12月4日 05:30 ]

優勝した黒野元基(左)と今村豊氏
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 ボートレース下関のルーキーシリーズ第22戦「スカパー!JLC杯争奪 今村豊メモリアルプリンスカップ」は3日、第12Rで優勝戦が争われた。レースは黒野元基(25=愛知)がインから押し切り快勝。昨年2月浜名湖以来となる通算2回目の優勝を果たした。2着は地元の井本昌也、3着には関浩哉が入った。

 自身初となる優勝戦1号艇のプレッシャーをはねのけた。黒野はインからコンマ05のスタートを決め、吉川の差し、関のツケマイを封じ、先マイに持ち込んだ。「優勝できてホッとしました。スタートは早かったけど入っていると思った。いいのが行けました。ターンした感じも良かった」。プレゼンターの今村豊氏(60)に「ルーキーシリーズは登竜門。これからSG、記念で頑張って」と声をかけられ笑顔で応えていた。

 序盤から出足には好感触を得て、節間で11戦8勝としっかり結果を出した。デビュー17回目の優出で2回目のVは、申し分のない内容で勝ち取った。9日からの地元とこなめルーキーシリーズでも切れ味の鋭い走りを見せてくれるはずだ。21年のトップルーキーにも選出された好素材。来期はA1に戻り、記念での活躍が楽しみになってきた。

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2021年12月4日のニュース