【蒲郡・ルーキーS】吉川　3度目V！A1復帰へ好スタート「少し自信になった」

3度目の優勝となった吉川貴仁
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　ボートレース蒲郡の「ルーキーシリーズ第21戦　スカパー！・JLC杯」は23日12Rに優勝戦が行われ、1番人気に推された吉川貴仁（28＝三重）がインから力強く押し切って、5月の宮島以来となる通算3度目の優勝を飾った。

　「乗り心地に不安があったので、朝からペラを叩いて臨んだ。足は仕上がっていた」。急激な気温低下にもしっかり対応して、万全の態勢で臨めたことがVにつながった。10月浜名湖（4日制）では予選トップ通過を果たすも、優勝戦では2着惜敗と苦い思いをした。「あの時の反省を生かせましたね。浜名湖の時より落ち着いて走れました。予選トップ通過で優勝できて少し自信になった」。悔しい経験を糧に着実に成長していることをVで証明した。

　三重県には豊田健士郎や松尾兄弟、高田ひかるら将来有望な若手が豊富。先輩たちの背中を追って今後の目標も明確だ。「期始めに優勝できたのは流れがいい。何とかA1を獲りたい。今期はそこを目標に」と目を光らせる。A1復帰に向け最高のスタートを切った若獅子が、今後も勢いを加速させていく。