【阪神新馬戦】ワンアンドオンリー産駒 シャンバラに漂う大物感、2週前に猛時計

[ 2021年10月5日 05:30 ]

Road to 2022

 アトラクティーボ(牡2=美浦・武藤)に続け!!9月18日、中山の2歳未勝利戦(1800メートルダート)を2歳コースレコードで圧勝した同馬。これが新種牡馬ワンアンドオンリーにとっての産駒初勝利となった。現2歳の初年度がわずかに14頭ゆえ地味な印象を受けるがダービー馬の血を引く子供たちは粒ぞろいだ。

 今週9日、阪神5R新馬戦(芝2000メートル内回り)でデビュー予定の同産駒シャンバラ(牡=橋口)も大物感が漂う。驚かせたのは2週前、CWコースの併せ馬だった。同じ新馬のメイクユースマイル(先週デビューして7着)相手に先行し、6F79秒8~1F12秒1で2馬身先着。簡単には出せない時計だ。橋口師も「動きますね。先々はダートかもしれないが、まずは芝から。気性もおとなしくて素直」と目を細める。馬名の「シャンバラ」とはチベットの奥地にあり、そこへ行くと夢がかなうと言われる賢者の国。ワンアンドオンリーを管理した父・橋口弘次郎氏から渡された夢のバトン。父子の夢を実現する馬かもしれない。

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2021年10月5日のニュース