【札幌スポニチ賞】モンファボリ 中1週でも順調

[ 2021年9月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・札幌=2日】今はソダシを担当し、かつてはゴールドシップを担当した今浪厩務員(須貝厩舎)は競馬ファンの間でも有名。厩舎地区を歩いていた武本は、鹿毛の馬を運動させている同厩務員を発見した。普段、取材する機会がないため新鮮でつい話しかけてしまった。「この馬はどの子ですか?」。隣にいたのは札幌スポニチ賞に出走するモンファボリだった。

 昨年の新馬戦では逃げて圧勝した同馬だが、前走の手稲山特別で後方から鋭く伸びて2着。近走はすっかり差す競馬が板についてきて、2勝クラス突破まではあと一歩だ。同厩務員は「カイバも食べて順調だよ。こっちに来て落ち着いているし、この前と同じくらいの力は出せる状態」と話し、中1週でも再度好勝負の予感がした。

 どんな子なのか聞くと「おとなしくて楽やね。ときには楽な子もいないとね」とニッコリ。気性の荒かったゴールドシップとは全休日の先月30日に2年ぶりに再会したそうで「少しおとなしくなってたわ」とほほ笑んでいた。5分くらいの間にいろんな話が聞けて満足した武本は、モンファボリは本命候補と考えながらその場を後にした。

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2021年9月3日のニュース