【船橋11R・フリオーソLC】優勝馬に日本テレビ盃優先出走権

[ 2021年9月1日 05:30 ]

11年かしわ記念追い切り時のフリオーソ。本番ではG1・6勝目を挙げた
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 きょう1日に行われる第6回船橋競馬ハートビートナイターのメイン11RはA2級以下の準重賞「フリオーソレジェンドカップ」(1600メートル、1着賞金600万円)。優勝馬に交流G2日本テレビ盃(9月29日、船橋1800メートル)への優先出走権が与えられる。

 名馬フリオーソは船橋競馬・川島正行厩舎所属で06年デビュー。この年4戦3勝でG1全日本2歳優駿を制した。07年は東京ダービー首差2着後の3歳G1ジャパンダートダービーで快勝。08年はG1帝王賞(大井)で逃げ切り、3年連続G1勝ちを決めた。

 偉業はまだまだ終わらない。10年に2度目の帝王賞V。翌11年は初戦で川崎記念を勝ち、中央G1フェブラリーS2着。そして5月、かしわ記念で悲願の地元G1制覇を成し遂げた。地方馬最多となるG1・6勝目だった。12年東京大賞典6着がラストラン。種牡馬としても活躍している。

 通算39戦11勝(重賞9勝)。総獲得賞金8億4544万6000円は地方馬史上最多。NARグランプリ年度代表馬を最多の4回受賞している。また、国内G1での17連対も最多記録。その功績を称え、引退翌年の13年に創設されたのが「フリオーソレジェンドカップ」だ。

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2021年9月1日のニュース