【川崎・スパーキングサマーC】サルサディオーネ逃げ切りV 重賞5勝目

[ 2021年9月1日 05:30 ]

 真夏のマイル重賞「第18回スパーキングサマーカップ」(S3)が8月31日、川崎競馬場で行われた。単勝1・6倍の圧倒的支持を受けたサルサディオーネが逃げ切り優勝。重賞連覇で5つ目のタイトルをもぎ取った。

 同じ川崎のマイル戦。前走のデジャビュを見ているようだった。絶好のスタートを決めると迷いなくハナへ。2コーナーを回ってマイペースに落とすと、3コーナーでは早めの仕掛け。前走と違ったのは4コーナーでティーズダンクが背後に迫ってきたこと。直線外からジリジリと伸びてきたが、残り200メートルで左ステッキ1発。残り100メートルから持ち替えた右ステッキの連打で半馬身振り切った。

 矢野は「気を引き締めて乗ったが結果を出せてホッとしている。牡馬相手にいい走りをしたし先が楽しみ」と振り返った。今後はレディスプレリュード(10月7日、大井)から秋の最大目標だったJBCレディスクラシック(11月3日、金沢)というローテーションを堀師が明言。G1獲りへ、ピタリ照準を合わせた。

 ◆サルサディオーネ 父ゴールドアリュール 母サルサクイーン(母の父リンドシェーバー) 牝7歳 大井・堀千亜樹厩舎 馬主・菅原広隆氏 生産者・青森県東北町の荒谷牧場 戦績42戦10勝(南関東23戦6勝) 総獲得賞金2億2952万7000円 重賞は21年スパーキングレディーCに続き5勝目。

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2021年9月1日のニュース