【愛オークス】ディープ産駒スノーフォールまた圧勝 凱旋門賞1番人気に

[ 2021年7月19日 05:30 ]

欧州ブックメーカーによる凱旋門賞の平均的オッズ
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 再び衝撃が走った。アイルランド・カラ競馬場で17日、愛オークス(芝2400メートル、8頭)が行われ、ライアン・ムーア(37)騎乗のディープインパクト産駒スノーフォール(牝3=A・オブライエン)が8馬身半差の快勝。圧巻の16馬身差Vとなった英オークスに続くG1連勝を決めた。

 4、5番手追走から勝負どころで一気に加速すると、そこからは独り旅。英競馬専門紙レーシングポストは「愛オークス過去100年以上で最大着差」と伝えた。地元メディアによれば、スノーフォールの次走はヨークシャーオークス(8月19日、ヨーク芝約2400メートル)。さらに追加登録を果たして凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン芝2400メートル)へと向かうプランがあると調教師が語ったという。

 スノーフォールはアイルランドのクールモアスタッドが母ベストインザワールドを日本に送り、ディープインパクトを交配して誕生。英&愛オークス制覇を受け、各大手ブックメーカーは凱旋門賞の1番人気に設定。凱旋門賞馬バゴの産駒で日本調教馬クロノジェネシス(牝5=斉藤崇)VS欧州調教馬のディープ産駒という興味深い対決が実現する可能性がある。

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2021年7月19日のニュース