【プロキオンS】ミスターX ハイペース必至でウェスタールンドがズバッと差し切る!

[ 2021年7月11日 05:30 ]

 小倉ダート1700メートルは前残りのイメージが強いのではないか。確かに脚質別の成績を見ると逃げ先行有利に思えるが、それは下級条件戦が多いから。上級条件戦に目を転じれば、むしろ真逆の傾向が出ている。

 16年以降、このコースで3勝クラスとオープンは全14鞍あった。意外なことに逃げ切りは1回だけ。上がり3Fに着目すれば、最速の馬が【3・2・4・6】、2位が【5・0・4・9】、3位が【3・2・2・7】の好成績だから、末脚が生きる舞台設定と言える。もちろん、前に行く馬が絶対ダメというわけではないが、少なくとも単調な先行馬では厳しい。

 小倉11R(プロキオンS)はハイペース必至だ。逃げた時に良績が集中しているタイガーインディとメイショウウズマサが、外からハナを主張。そうなると、もまれたくないサンライズホープもジッとしているわけにはいかない。他にもトップウイナーやワイドファラオといったスピードタイプが控えており、ペースが緩むところはないだろう。

 ならば素直に待機組から。軸はウェスタ-ルンドだ。爪の不安があるので休み休みのレースとなるが、無理使いしていない分、9歳を迎えても体つきは若々しい。攻めの動きは及第点だし、そもそも1戦1戦が勝負の馬なので、休み明けの不安はない。得意の3角からのマクリで一気に進出して、直線で抜け出すとみた。

 相手はダノンスプレンダー、アヴァンティスト、ペプチドバンブー、ワイドファラオ。大穴は展開がはまった時のマリオマッハー。馬連&3連複で(9)から(2)(4)(8)(11)(12)へ。

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2021年7月11日のニュース