【2歳情報】叔父シャフリヤールに続け！　良血アルナシームは今週末の函館でデビュー

母のきょうだいに活躍馬が並ぶアルナシーム
Photo By スポニチ

　今まさに旬の血統だ。7月4日の新馬戦（函館芝1800メートル）でデビューするアルナシーム（牡2＝橋口、父モーリス）は母系が一級品。母の半弟に今年のダービーを制したシャフリヤール、そしてG12勝を挙げたアルアインがいる。五十嵐助手も良血馬らしいポテンシャルを感じ取っている。

　「420キロを切る小さな馬だけど、オンとオフがはっきりしていて扱いやすい。しっかりトモを使って走れそうで、フットワークもいいですよ」

　モーリス産駒はパワーがある反面、重たくなってしまうのがネック。それだけに芝適性や距離を延ばすことを念頭に置けば、馬体重が軽いことはプラスに出るだろう。鞍上は武豊。他にも血統馬がそろいそうだが、叔父2頭に続くためには、きっちりと決めたい初陣となる。