【ラジオNIKKEI賞】好相性の戸崎騎乗スペシャルドラマに注目

[ 2021年6月29日 05:30 ]

スペシャルドラマ
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 今週から新コーナー「up to データ」がスタート。過去の傾向から激走馬をあぶり出す。第1回は3歳ハンデ重賞「第70回ラジオNIKKEI賞」を分析。過去10年で1番人気は2勝のみ。8番人気のバビットが勝った昨年は3連単17万円超の高配当が飛び出した。今年も波乱の決着!?データ班はプリンシパルS6着から参戦するスペシャルドラマに目をつけた。

 【ローテ】前走クラスは関係なし。近年は早苗賞組が活躍。17年1着セダブリランテス、昨年は8番人気のバビットが勝った。相手強化でも同ローテは押さえるべき。プリンシパルS組は【2・0・2・10】とまずまず。前走着順は問わず、好走馬が出ている。一方、G1組は【0・3・2・16】と勝ち切れない。

 【騎手】ジョッキー重視なら戸崎をプッシュする。12年ファイナルフォーム、16年ゼーヴィントで制し、昨年は5番人気のディープキングを3着にエスコートした。過去10年で8回騎乗して【2・0・2・4】と勝率25%、複勝率50%。迷わず買いだ。

 【血統】ディープインパクト産駒は4勝を挙げ、種牡馬別で単独トップ。これまで15頭が出走して【4・1・2・8】と勝率27%、連対率33%、複勝率47%。18年2着フィエールマンから3年連続で馬券に絡んでおり、19年3着ゴータイミング(6番人気)、20年3着ディープキング(5番人気)と伏兵も好走。今年はシュヴァリエローズが出走する。

 【結論】本命はスペシャルドラマだ。同レースと相性のいい戸崎が騎乗で、好ローテであるプリンシパルS組。好材料がそろった。全2勝を挙げる芝1800メートルで初タイトルをつかみ取る。相手は未勝利、早苗賞を連勝中のアイコンテーラー。このパターンは昨年覇者バビットと同じ。今の勢いなら重賞でも。ディープインパクト産駒のシュヴァリエローズが3番手。不振の皐月賞組も血統を重視した。 

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2021年6月29日のニュース