尾形充弘氏、藤沢和師、柴田善ら6人に農林水産大臣賞 藤沢和師「大変名誉なこと」

[ 2021年6月29日 15:00 ]

 JRAは29日、第2回「競馬功績者表彰」農林水産大臣賞の受賞者を発表した。元調教師の尾形充弘氏(73)、現役調教師の藤沢和雄師(69)、現役ジョッキーの柴田善臣(54)、宮下瞳(44)、胆振軽種馬農協元代表理事組合長の高橋秀昌氏(73)、JRA元副理事長の岡本金彌氏(80)の6人。コロナ下のため大臣から授与は行われないが14日に美浦トレセンで伝達式(尾形氏、藤沢和師、柴田善が出席)が実施される。

 ▼尾形氏 競馬に関わって50年以上、そして調教師として36年間、いろいろな仕事に携わるとともに、いろいろな方々と出会ってきた中での受賞は大変名誉なことであり、心から感謝を申し上げます。

 ▼藤沢和師 大変名誉なことであり、本当にありがとうございます。調教師として残りの時間は短くなりましたが、若い人の目標となり、見習ってもらえるように、今後も精進してまいります。

 ▼柴田善 正直、驚いています。長く騎手を続けてこられたことが今回の受賞につながり、これまで支えてくださった多くの関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも良い競馬をお見せできるよう頑張ろうと思います。

 ▽競馬功績者表彰 農林水産省より、調教師や騎手のさらなる技能の向上、競走馬生産農家の生産意欲の増大等を図り、さらなる競馬産業の活性化や馬産地の振興につなげるため、競馬関係者を表彰する制度。

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2021年6月29日のニュース