【ダービー1週前追い】グラティアス 伸びやかな脚さばきでしっかり併入

[ 2021年5月21日 05:30 ]

併せで追切るグラティアス(右)(撮影・村上 大輔)
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 皐月賞6着のグラティアス(牡=加藤征)は初コンビの松山を背にWコースで6F82秒7~1F11秒9(強め)。2馬身前を行くヴェスターヴァルト(4歳オープン)を手応え良く追走し、直線は内からしっかり併入した。伸びやかな脚さばきが目を引いた。

 松山は「しまいをしっかりやった。動きは良かった。手前もスムーズに替えてくれたし反応も良かった。調教では前向きなところも感じたが、しっかり折り合えた」と好感触をつかんだ様子だ。皐月賞は厳しい外枠(15番)から直線入り口で接触する不利。それでも勝ち馬エフフォーリアとは0秒7差。鞍上は「競馬が上手なイメージがある。ダービーは常に目標にしているレース。特別なレースに乗せていただけるのはありがたいこと」と静かに闘志を燃やした。

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2021年5月21日のニュース