【佐賀 佐賀スプリングカップ】9日発走 ゲットワイルド重賞初Vだ

[ 2021年5月8日 05:30 ]

満を持して重賞初Vに挑むゲットワイルド
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 佐賀競馬今年度古馬長距離路線の幕開けとなる「エフエム佐賀杯第4回佐賀スプリングカップ」(距離1800メートル)が9日第7Rでゲートイン。

 中心に推したいのはゲットワイルドだ。重賞Vはまだないが重賞デビューとなった昨年10月「九州大賞典」(2500メートル)で3着、昨年12月佐賀グランプリにあたる「中島記念」(1800メートル)では2着と好走。その後今年5戦はナリを潜めていたが4月A1・A2クラスの「阿蘇山特別」(1800メートル)、「高千穂峰特別」(1800メートル)は鋭くVと調子を上げてきている。重賞初制覇へ満を持した感。連勝中の余勢も駆り抜け出しに期待したい。

 ゲットワイルドに高い壁として立ちはだかるのはアンバラージュ。4歳時の昨年から重賞路線に定着。昨年の「中島記念」で佐賀の強豪勢を一蹴して重賞初Vを飾った。今年は姫路遠征を含めて3戦してまだVがないが高い戦力を装備していることは間違いない。スムーズにハナに立てればマイペースに逃げ切るシーンは十分とみる。

 今年JRAから移籍してきた9歳馬パイロキネシストも元気一杯。3月の古馬長距離路線重賞「はがくれ大賞典」でも4着と見せ場は作っており争覇圏内にいる。重賞でしぶとい走りを披露し続けているスウィフトハート、昨年9月笠松重賞「西日本ダービー3歳」(1900メートル)V、現4歳馬のエアーポケットも底力は十分で侮れない。

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2021年5月8日のニュース