【新潟7R】JRA史上初の女性騎手ワンツースリー!奈穂1着、菜七子2着、まなみ3着

[ 2021年4月18日 05:30 ]

<新潟7R>史上初の女性騎手ワンツースリー決着となった
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 史上初のJRA女性騎手によるワンツー決着から1週間、17日新潟7Rで、今回もJRA史上初となる女性騎手3人によるワンツースリー決着となった。3人が同レースに騎乗したのはこれが5回目だった。

 古川奈穂(20)が騎乗した3番人気クラウンデザイアーは好ダッシュから2番手で運び、早め先頭に立ってそのまま押し切った。新人トップで藤田菜七子(23)の1年目と並ぶ6勝目を挙げた鞍上は「途中から促して残る方がいいかなと思って早めに動いていって、馬もそれに応えてくれた。外から来ているのは分かっていたが、藤田さんだと分かったのはゴールしてからですね。ワンツーの時に自分は乗っていなかったので、今日は絡めて良かったと思います」と、うれしそうに話した。

 藤田騎乗の2番人気キムケンドリームは3番手から脚を伸ばしたが1馬身差の2着。「3、4角でモタついたので、すっと動いていればよかった」と悔しそうに振り返った。永島まなみ(18)が騎乗した8番人気モノポリーアイズも3番手並走でゴール前、後続にかわされそうになったが、4キロ減も効いたか頭差で先着して3着。「凄く頑張って粘って走ってくれました」と永島。この頑張りで日本競馬史にまた新たな一ページが刻まれた。

 ≪海外でも女性騎手“旋風”≫女性騎手の活躍は海外でも顕著だ。今月10日に行われた障害競走の最高峰・グランドナショナルでレイチェル・ブラックモア(31=愛国)騎乗のミネラタイムズが優勝。史上初めて、女性騎手が「世界一過酷なレース」を制した。また、菜七子の1歳上ホリー・ドイル(24=英国)は2年連続で英国の女性騎手年間最多勝利記録を更新中で、同国でリーディング上位を争っている。

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2021年4月18日のニュース