【船橋・クイーン賞】必勝ポイント・過去10年データ編

[ 2020年11月30日 05:30 ]

昨年のクイーン賞は大井クレイジーアクセルが快勝
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 船橋ケイバ年末恒例の牝馬交流重賞「第66回クイーン賞」(G3、1800メートル、ハンデ)が3日、同競馬場のハートビートナイターで行われる。1、2着に入った地方馬には21年1月のTCK女王盃優先出走権(G3、大井)を付与。また、優勝した地方馬は同3月のエンプレス杯(G2、川崎)優先出走権も与えられる。過去10年のデータを探ってみた。

 ◇上位人気◇
 1番人気馬【5 2 0 3】2番人気馬【2 1 2 5】3番人気馬【0 3 1 6】ほかに4番人気2勝、6番人気1勝。平均配当は単勝420円、馬単2600円。一方、3連単は平均6万6240円と波乱含み。12年の42万馬券など7回が万馬券となっている。

 ◇所属◇
 JRA所属馬【8 7 4 21】船橋所属馬【1 2 2 26】大井所属馬【1 1 1 10】川崎所属馬【0 0 0 3】浦和所属馬【0 0 0 5】他地区所属馬【0 0 3 34】JRA勢優位だが1~3着を独占したのは1度だけ(14年)。南関勢8年ぶりVの昨年を含め地方所属馬が健闘している。

 ◇馬齢◇
 3歳馬【4 2 2 19】4歳馬【4 3 4 16】5歳馬【0 2 2 36】6歳馬【2 1 2 16】7歳馬【0 2 0 9】8歳馬以上【0 0 0 3】3歳で好走した地方馬は11年春に羽田盃、東京ダービーなどを制した船橋のクラーベセクレタ(1着)だけ。6歳で勝った2頭はJRA勢で、前年の敗戦から巻き返した。

 ◇ステップ◇
 JBCレディスクラシック組が5勝、2着6回、3着4回と断然の実績。同レースの最先着馬は【5 2 1 1】だ。◇逃げ馬◇主導権を握った馬は10年から<2>、(7)、<1>、<2>、<3>、<3>、(13)、<1>、<1>、<1>着。馬券圏外の2頭は他地区から参戦した地方馬。

 ◇ハンデ◇
 南関東のダートグレードで唯一のハンデ戦。馬券圏内30頭の重量は(1)54キロ=10頭(2勝、2着4回、3着4回)(2)52キロ=5頭(1勝、2着1回、3着3回)(3)55キロ=4頭(4勝)、53キロ=4頭(2勝、2着1回、3着1回)、56キロ=4頭(1勝、2着3回)。またトップハンデは3勝、2着3回。(データ班・田中辰幸)

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