【ジャパンC】(6)コントレイル 競馬を愛する全ての人へ!矢作師「盛り上がってくれるのがうれしい」

[ 2020年11月29日 05:30 ]

<ジャパンC>東京競馬場に到着したコントレイル(JRA提供)
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 クラシック3冠を制したコントレイルは東京のメインレース終了直後の午後3時32分、決戦の舞台に到着した。デビューから無敗の7連勝中だが、当地での2レースは特に、パフォーマンスが光る。昨年の東スポ杯2歳Sは5馬身差のレコードV。今年のダービーも3馬身差の楽勝だった。矢作師も「右、左でいうと左回りの方がパフォーマンスはいい」とジャッジする。

 1週前追いでは僚馬2頭に遅れたが、福永を背にした最終追いで“不安説”を一蹴した。指揮官は「素晴らしい動きだった。本当に良くなっている。馬の張りもほぼ戻った。普通の馬なら、1週前の状態からは考えられない。これだけ上がってくるのがコントレイル」と目を細める。

 史上初となる3冠馬3頭の対決。単勝はアーモンドアイに次ぐ2番人気だが、金曜の前々日発売では1番人気に支持されていた。指揮官は「(2頭と)対戦できるのはうれしいし相手にとって不足なし。競馬を愛する人が盛り上がってくれるのが何より、うれしい」と世紀の一戦を楽しみにしている。

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2020年11月29日のニュース