【アルゼンチン共和国杯】メイショウテンゲン、1年ぶり重賞V狙う 実りの秋へ休養明け初戦

[ 2020年11月3日 05:30 ]

成長を見せつけたいメイショウテンゲン
Photo By スポニチ

 東京日曜メイン・アルゼンチン共和国杯に出走するディープインパクト産駒のメイショウテンゲンが、昨年の弥生賞以来となる重賞Vを見据えて東京遠征に臨む。前走・宝塚記念はゲートイン1時間前に激しく雨が降った。スタートが決まらず後方追走。得意の道悪(やや重)とはいえ苦しい競馬を強いられながら大外を回って5着まで伸びてきた。土屋助手が振り返る。

 「雨が降って他の馬より条件は良くなったと思うけど外からいい脚で詰め寄ってくれた。レースぶりが安定して崩れなくなったね」

 リフレッシュ放牧を挟み、先週は池添を背にCWコース併せ馬。ショウナンバレリオ(3歳1勝クラス)を追いかけると直線は外から併入に持ち込んだ。しまい重点で6F86秒7~1F12秒4とラストはしっかり動けている。

 「夏場の放牧がいい方に出たようで、またがったジョッキーが以前より良くなっていると褒めてくれた。最近は追い切りをしても体幹がぶれなくなっている。思い描いていた通り、いい状態で使えると思うよ」

 池添兼厩舎は先週土曜に休催前の京都ラスト重賞となったスワンSで11番人気カツジが逃げ切りV。土屋助手は「人気なさすぎたよね。でも勝ってくれて本当に良かった」と笑みを浮かべる。実りの秋へ。カツジに続けとばかりに、休み明け初戦で弾みをつける。

続きを表示

2020年11月3日のニュース