永島まなみさん、菜七子の前で勝った!一度もハナ譲らず JRA騎手課程第2回模擬レース

[ 2020年10月9日 05:30 ]

第1競走で1着となった永島まなみ(右)はOBの藤田菜七子の隣りに整列する(撮影・西川祐介)
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 JRA競馬学校の騎手課程37期生の第2回模擬レースが8日、千葉県白井市の同校で行われ、永島まなみ候補生(17)が第1Rで逃げ切り勝利。この日、先輩騎手として第2Rに騎乗した藤田菜七子(23)の前で成長した姿を披露した。

 騎手候補生のみで行われた第1R。1番枠からハナに立った永島まなみ候補生(クラシックシャトル)に、2番枠の古川奈穂騎手候補生(ワンダーヴィーヴル)が競り掛け、いきなり女性騎手候補生の争いに。3~4角で古川候補生の手応えが怪しくなる中、永島候補生は自信を持って直線へ。一度もハナを譲らず、尊敬する藤田菜七子の前で勝利をつかみ取った。永島候補生は「直線も馬の反応が良く、伸びてくれて馬に感謝しています」と喜びを語った。

 これがうれしい模擬レース初勝利。観戦した実習先厩舎の高橋康師は「レース前に前後の馬との距離を考えて乗るように伝えた。その通りにうまく乗れていたと思います」と評価していた。父は園田で活躍した永島太郎調教師。騎手を目指すきっかけとなった「格好いいお父さん」にまた一歩近づいた。

 菜七子が“お手本”として騎乗した第2R。「ゲートでうるさい馬がいて、“横に向けた方がいいよ”とかは言ったのですが、いっぱいいっぱいだったので聞こえていなかったかも」と苦笑い。自身は大外から脚を伸ばして3着フィニッシュ。水沼元輝候補生が1着で駆け抜けたレースを振り返って「みんな上手でしっかり乗れていました。最初は私もできないことばかり。そこは数を乗らないと分からないので」とエールを送っていた。

 今日の3人の女性騎手たちが顔をそろえたのは、19年1月の美浦での調教実習以来。レースでは初の競演となった。菜七子は「真面目で凄く素直ないい子たちだなという印象。私の競馬学校の時より全然上手です。正直、危機感を覚えました」と早くも来年3月デビュー予定の2人をライバル視。真剣舞台での競演はもうすぐだ。

 【奈穂さん未勝利も「藤田騎手の余裕見習いたい」】古川奈穂候補生は2レースで4、9着と勝つことはできなかったが「藤田騎手は馬をリラックスさせて余裕のある騎乗をされていたので自分も見習いたいです」と貴重な経験を積んだ様子だった。この日は実習先の矢作師も観戦。愛弟子について「もちろんまだまだな面はあるが、研修ではモズアスコットとかパワーのある馬に乗せていたのでずいぶんうまくなった。一流ジョッキーに育てられるよう、菜七子を超えられるようにしていきたい」と熱かった。

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