【サウジアラビアRC】原、ファンの声援で大穴演出へ!10日からJRAで観客入場再開

[ 2020年10月9日 05:30 ]

原優介(撮影・西川祐介)
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 JRAでは今週の東京、京都、新潟競馬から、ネット予約で指定席を購入したファンに限定して入場を再開する。無観客競馬は2月29日から行われたため、今年3月にデビューした新人騎手は、初めてJRAの競馬場のファンの前でレース騎乗することになる。

 ただほとんどの騎手はヤングジョッキーズシリーズなどで訪れた地方競馬場で、ファンの声援は経験済み。原は7月21日に盛岡で行われた同シリーズで、声援を力に変えた。「ボクは応援してもらうと、その気になって調子づくタイプなんで、かなりプラスになりました」と原。第1戦を11番人気の人気薄で追い込んで制すと、「次も頼むぞー」の声に応えて、2戦目も差し切って連勝を飾った。

 東京の土曜重賞サウジアラビアロイヤルCではビゾンテノブファロに騎乗。8月のレパードSに続いて2回目の重賞騎乗になる。「追い切りは動きも時計(CW5F71秒2~1F13秒0)も良かった。前走の出来はキープしている。右回りはコーナーで膨れるところがあるので、左回りに替わるのはいいと思う」と評価。声援を力に変えて、今回も穴馬券演出を狙っている。

 ▼秋山稔樹 盛岡の交流戦で観客の前で騎乗して、声援は力になると感じた。やることはいつもと変わらないですが、お客さんの前で少しでもいいパフォーマンスをできるよう頑張りたい。

 ▼小林脩斗 (有観客は)盛岡で経験しているが、JRAでは初めて。緊張よりも楽しみの方が大きい。ファンの方々に恥ずかしくないよう、声援に応えられる競馬がしたい。

 ▼泉谷楓真 高知のヤングジョッキーズシリーズ(9月22日)で一度、お客さんの前で乗る機会がありました。お客さんの声は少し聞こえましたが、特に変わらず乗れました。

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2020年10月9日のニュース