【神戸新聞杯】ヴェルトライゼンデ鉄壁 万全しまい11秒9、熱発心配なし

[ 2020年9月25日 05:30 ]

池添謙一騎手を背にCウッドで併せ馬で追い切るヴェルトライゼンデ(手前)
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 菊花賞トライアル「神戸新聞杯」(27日、中京)の木曜追いが24日、行われた。先週、熱発してセントライト記念を回避したヴェルトライゼンデ(牡3=池江)が僚馬に先着して態勢を整えた。3冠馬オルフェーヴルで天下を獲った池添謙一(41)と池江泰寿師(51)のコンビがコントレイルの前に不気味に立ちはだかる。

 態勢は整った。10日に熱発して21日のセントライト記念を回避したヴェルトライゼンデだが影響は最小限で済んだ。最終追いは池添を背にCWコースでシロニイ(6歳3勝クラス)を5馬身追走。最後は追われて首差先着した。6F84秒2~1F11秒9。池添は安どの笑みを浮かべた。「最後は気を抜かないように気合を入れる程度。反応は良かったし、まだ余裕もあった。時計もちょうど良かった」

 当初のローテーションからの変更を余儀なくされたが熱は半日で下がった。調教を休んだのが2日で済んだのは不幸中の幸いだ。池添は「熱発の影響は多少はあると思うし、(状態は)MAXではないだろうが前哨戦としては十分」と合格点のジャッジ。池江師は「今回は(骨折明けで)普通の休み明けではないので、そこがどうかな」と、やや慎重だが、そこはダービー3着馬。地力でカバーする。

 血統は魅力だ。1つ上の兄ワールドプレミアは昨年、神戸新聞杯3着をステップに菊花賞制覇。この時季にぐっと良くなってくる血だ。

 何より池添と池江師のコンビは11年のこのレースをオルフェーヴルで2馬身半差完勝(2着ウインバリアシオン)。菊花賞での3冠制覇につなげた。ここは非常に験のいいレースだ。3冠ロードを歩む秘けつや難しさも知る鉄壁のコンビが、無敗3冠を目指すコントレイルの前に大きく立ちはだかる。

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